かずわん先生の電気工事士技能試験教室





第二種電気工事士
筆記試験既出問題・練習問題・今日の鑑別写真



今日の鑑別写真
解答は鑑別1または鑑別2のページを見て下さい。



絶縁抵抗
1. 対地電圧200〔V〕の屋内電路と大地間に必要な
 絶縁抵抗の最小値〔MΩ〕は
 0.1  0.2  0.4   1.0
2. 100/200V単相3線式屋内電路と大地間に必要な
 絶縁抵抗の最小値〔MΩ〕は
 2.0  1.0 0.2 0.1



1.答ロ  絶縁抵抗値は0.2MΩ以上必要
2.答ニ  単相3線式100/200V配線は、対地電圧が150V以下だから、絶縁抵抗値は0.1MΩ以上必要

電気機器
1.蛍光灯器具の回路で、
点灯管と並列に接続するコンデンサのはたらきは。
 
雑音を防止する 明るさを増す  効率をよくする  点灯を早くする
2.蛍光灯を同じワット数の白熱電灯と比べた場合、
正しいものは。
寿命が短い  光束が多い 力率が良い 雑音が少ない

3.蛍光灯器具に安定器を使用する目的は。

放電を安定させる  力率を安定させる  雑音を防止する  明るさを増す
4.蛍光灯器具に点灯管(グロースタータ)を使用する目的は。

力率を改善する 雑音を防止する  放電を安定させる  放電を始動させる
5.光源からの距離が2倍になると、
照らされる面の照度は何倍になるか。

1/4  1/2  2  4
6.霧の濃い場所やトンネル内などの照明に適しているものは。
白熱電球  ナトリウム灯  水銀灯  蛍光灯




1.答イ 雑音を防止する
2.答ロ 光束が多い
3.答イ 放電を安定させる
4.答ニ 放電を始動させる
5.答イ 照度は距離の2乗に反比例する。
6.答ロ ナトリウム灯 






材料及び工具

1.合成樹脂管の切断および曲げ作業に使用する工具の組合せとして適切なものは。

面取り器、パイプベンダ、電気ドリル ペンチ、トーチランプ、パイプベンダ パイプカッタ、面取り器、トーチランプ 面取り器、トーチランプ、パイプベンダ

2.金属管の切断および曲げ作業に使用する工具の組合せとして適切なものは。

やすり、パイプベンダ、電気ドリル リーマ、トーチランプ、パイプベンダ やすり、金きりのこ、トーチランプ やすり、金切りのこ、パイプベンダ
3.ノックアウト用パンチャの用途で、適切なものは
太い電線管を曲げる場合に使用する 金属製キャビネットに電線管接続用の穴をあける場合に使用する コンクリート壁に穴をあける場合に使用する 太い電線を圧着接続する場合に使用する
4.ビニルコードが使える電気機器は。

アイロン  電熱器  蛍光灯スタンド  トースタ
5.公称断面積が22[mm2]の600[V]ビニル絶縁電線の心線構成[本/mm]は。 
7/1.2   7/1.6  7/2.0 7/2.6

6.EM-EEFの記号で表される電線は。

600[V] ビニル絶縁ビニルシースケーブル(丸形) 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル 600[V] ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル(平形)

ビニルキャブタイヤケーブル

7.次の電線で耐熱性の最もすぐれているのは。

屋外用ビニル絶縁電線 引込用ビニル絶縁電線 600[V]ビニル絶縁電線 600[V]2種ビニル絶縁電線




1.答ハ パイプカッタ(切断)、面取り器、トーチランプ(曲げ)。
2.答ニ やすり、金切りのこ(切断)、パイプベンダ(曲げ)、が正しい
3.答ロ 金属製キャビネットに電線管接続用の穴をあける時に使用する
4.答ハ ビニルコードは、熱に弱いので電熱機器には使えない。
5.答ハ 1.6[mm]の電線の断面積は2[mm2]   2.0[mm]の電線の断面積は3.14[mm2]
    ゆえに、ロは2[mm2]×7=14[mm2]
  ハは3.14[mm2] ×7=21.98≒22[mm2]
6.答ハ  イはVVR ロはCV ニはVCT
7.答ニ 600[V]2種ビニル絶縁電線  連続使用最高温度75℃



施工方法

1.電線の接続方法で誤っているものは。

電気抵抗を増加させないように接続した。

電線の引張り強さを減少させないように接続した。 ペンチを使ってきつく巻いたので、はんだ付けを省略した。 接続部分は、絶縁電線と同等以上の絶縁効力のあるもので十分被覆した。

2.ジョイントボックス内の終端接続に使用しないものは。

リングスリーブ  差込形コネクタ ワイヤコネクタ S形スリーブ

3.点検できる隠ぺい場所で施工できないものは。

がいし引き工事   フロアダクト工事 ケーブル工事  2種金属製可とう電線管工事
4.点検できない隠ぺい場所で施工できないものは。

合成樹脂管工事 

ケーブル工事  バスダクト工事  金属管工事
5.低圧屋内配線において、湿気の多い場所で施工できないものは。

金属ダクト工事  ケーブル工事  金属管工事  がいし引き工事
6. 600[V]ビニール外装ケーブルを、造営材の側面に沿って水平方向に取り付ける場合の支持点間の最大距離[]は。

 

1.0  1.5  2.0 2.5




1.答ハ はんだ付けと絶縁処理をする。
2.答ニ S形スリーブは直線接続や分岐接続に使用し、終端接続には用いない。
3.答ロ フロアダクト工事は点検できない乾燥した隠ぺい場所に施工できる。
4.答ハ バスダクト工事は、点検できる乾燥した隠ぺい場所に施工できる。
5.答イ 金属ダクト工事は、湿気や水気のある場所には施工できない。
6.答ハ 支持点間の最大距離は2[]





検査法
1.低圧屋内配線の竣工検査で、一般に行われないものは。

電気工作物の施設状況を点検する

電気機器の温度上昇試験を行う 絶縁抵抗を測定する 接地抵抗を測定する
2.屋内配線の検査を行う場合、器具の使用方法で、正しいものは
検電器で充電の有無を検査する 回路計で絶縁抵抗を測定する アーステスタで絶縁抵抗を測定する 絶縁抵抗計で接地抵抗を測定する
3.三相200[V]電動機の屋内配線工事の竣工検査に必要な測定器具の組合せとして、正しいものは
電圧計
電流計
電圧計
絶縁抵抗計
電流計
接地抵抗計
絶縁抵抗計
接地抵抗計






1.答ロ 電気機器の温度上昇試験
2.答イ  検電器で充電の有無を検査する
3.答ニ  竣工検査は、絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計で行う






法令
1.電気用品安全法における特定電気用品の
適用を受けるものは

(資料:経済産業省)
特定電気用品
特定電気用品以外の電気用品
チューブサポート(ネオンがいし) 内径150[mm]の地中電線路用ヒューム管 22[mm2]用ボルトコネクタ 38[mm2]の600Vビニル絶縁電線
2.電気用品安全法の主な目的は
電気用品による危険及び障害の発生を防止する 電気用品の規格等を統一し、公害の発生を防止する 電気工事の欠陥による危険の発生の防止をする 消費者の利益の保護を図るため、電気用品の価格を規制する
3.電気事業法により、一般用電気工作物に
該当するものは
高圧受電で、出力20kw未満の太陽電池発電設備 高圧受電で、出力20kw未満の風力発電設備

低圧受電で、出力50kw未満の水力発電設備(ダムは除く)

低圧受電で、出力10kw未満の内燃力発電設備
4.自家用電気工作物を設置する者は、その電気工作物で感電死傷事故が発生したとき、事故の発生を知った時から、事故の概要について、管轄する産業保安監督部長に報告しなければならない期限は
(既出問題ではありません)
電気関係報告規則
12時間以内 24時間以内 48時間以内 72時間以内
5.電気工事士法の主な目的は
粗悪な電気用品の製造を防止する 電気工事の欠陥による災害の発生を防止する 電気工事に従事する主任電気工事士の普及を促進する 電気工作物の保安調査の義務を明らかにする

6.電気工事業者が、営業所ごとに備えなければならない器具でないものは

       

絶縁抵抗計 接地抵抗計 回路計 照度計

7.電気工事業の業務の適正化に関する法律において、登録電気工事業者が5年間保存しなければならない帳簿に、記載することが義務付けられていない項目は。

施工年月日 主任電気工事士等及び作業者の氏名 施工金額 配線図及び検査結果
8.電気設備技術基準で定められている交流の電圧区分で、正しいものは。
低圧は600[V]以下、高圧は600[V]を超え、10,000[V]以下 低圧は600[V]以下、高圧は600[V]を超え、7,000[V]以下 低圧は750[V]以下、高圧は750[V]を超え、10,000[V]以下 低圧は750[V]以下、高圧は750[V]を超え、7,000[V]以下

9.原則として、住宅の屋内電路に使用できる対地電圧の最大値[V]は。

100 150 200 250





◎電気用品の表示事項

1.記号

2.届出事業者名

3.登録検査機関名称(特定電気用品のみ)

4.定格電圧、定格電流など


電気用品に付される表示記号


特定電気用品 

表示が困難な場合<PS>E



特定電気用品以外の電気用品
 

表示が困難な場合(PS)E





1.答ニ. 100[mm2]以下の600Vビニル絶縁電線は特定電気用品の適用を受ける。
2.答イ. 電気用品安全法の目的は、「電気用品の製造、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による危険及び障害の発生を防止すること。」
3.答ニ. 低圧受電で、出力10kw未満の内燃力発電設備が一般用電気工作物に該当する。高圧受電は一般用電気工作物には該当しない。
4.答ロ.  24時間以内に報告しなければならない。また、30日以内に事故報告書を提出しなければならない。
5.答ロ. 電気工事士法は、「電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定め、もって電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与することを目的とする」

6.答ニ. 照度計を備える義務はない。

7.答ハ. 施工金額を記載する必要はない。
8.答ロ. 低圧は600[V]以下、高圧は600[V]を超え、7,000[V]以下
9.答ロ 住宅の屋内電路に使用できる対地電圧の最大値は原則150[V]以下







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