かずわん先生の電気工事士技能試験教室





完成後の点検項目

主な点検項目
欠陥になる項目はたくさんありますが、以下は特に注意してください。
1.施工条件のとおりになっているか。
 接続忘れや、誤接続はないか。渡り線を忘れてないか。
 電線の種類は間違えていないか。

2.差込形器具(連用器具引掛シーリング)、差込形コネクタに差し込んだ電線の
 充電部(銅線)が外部に出ていないか。


3.リングスリーブの
圧着マークは正しいか、被覆をかんでないか。

4.ねじの締め忘れはないか、被覆をかんでないか。

5.心線に傷がないか、被覆の傷から心線が見えてないか。

6.器具へ結線した
電線の色(極性)は正しいか。


7.ケーブルの外装被覆が、規定の位置まできているか。
 (絶縁被覆が造営材に触れそうな状態)





技能試験最重要ポイント
露出形コンセント、引掛けシーリングのW、N又は接地側と表記された端子、
及びレセプタクルの受金ねじ部端子には必ず白線(接地側電線)を結線する。


リングスリーブの圧着マークは絶対に間違えないようにする。

電源から直接接続される電線は、わたり線を含め、色を必ず合わせる。
単相2線式なら、接地側電線は白線、非接地側電線(電圧側)は黒線を使う。


差込型コネクタ

心線が露出していると欠陥
差込型コネクタは、横から見て心線が出てはいけない。
また、先端までしっかり差し込むこと



リングスリーブ
被覆をかんでないことがはっきり確認できるよう
銅線が2ミリ程度、見えるようにする。
圧着マーク(刻印)に注意


小リングスリーブ
の圧着マーク
1.6_2本
1.6_3本
1.6_4本
1.6+2_
2_2本
注意
2ミリ1本+1.6ミリ1本の場合
スリーブは小、刻印は小です。

2ミリ1本+1.6ミリ3本の場合
スリーブは中、刻印は中です。

2ミリ2本の場合
スリーブは小、刻印は小です。


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